こんにちは、big5です。
撮りためていた真田丸の消化を進めているこの頃です。
第16回で、これまで客分扱いだった信繁が、秀吉の馬廻衆に登用されました。しかも、本人の承諾などまったく得ず、一方的な通告でした。
この辺の演出は秀吉らしさを表現していると思います。秀吉の人材採用の方法の中でも特徴的なのは、敵あるいは中立の相手でも、いつの間にか相手の懐に飛び込んで、味方にしてしまう、というところにあると思います。
今回の信繁の例も、いわば真田家の外交大使的な役割を担っているお気に入りの信繁を、自分の家臣として扱うことで、イヤとは言わせない取り込みかたをしています。信繁からすれば、秀吉に関する情報を身近で知ることができるちょうどいいポジションですが、秀吉に召し抱えられるとなると話はややこしくなります。
この辺の複雑さが、時代を演出している材料の一つになっていると思いました。
そして、今回気になったのは無邪気な茶々様。これまで、茶々に気に入られた若者が連続して死を遂げているなんて話を聞いたら、心中穏やかであるはずがありません。茶々の笑顔も、死神の微笑みに見えます。私だったら耐えられないだろうな。。なにか理由をつけて、しばらく休職したいくらいです。でも、休職したいなんて言える立場じゃないし、休職したら情報が入ってこないし、・・・。
がんばれ信繁。
うまく立ち回るしかない。