24日に行われたキューバ新憲法についての国民投票の結果、87%の賛成で可決されたそうです。
元記事
NIKKEI NET
否決されたら大ニュースになることが期待されたのですが、やっぱり可決されましたね。注目点としては
『今回の国民投票でも自由な選挙活動は認められなかった。街中の建物や公共交通機関には「私は賛成票を投ずる」「賛成だ」などと書かれたポスターが貼られた。投票所ですら入り口などに賛成を呼び掛けるポスターが掲示された。』
日本だったら完全に公職選挙法でアウトになる行為が、当然のように行われていたようです。この辺は、社会主義国らしさが出ていると思います。元記事の最後は
『米州機構(OAS)のアルマグロ事務総長は「独裁政権下の国民投票は詐欺だ」と批判した。』
まさにその通りだと思います。ただ、もし本当に賛成が87%だとすれば、反対票と無効票が13%存在した、ということ。国民も、それなりに意思表示はできている、と見るべきなのかもしれません。