「世界史をもう一度」の管理人big5が、歴史に関連する日々の雑感を書いています。
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ついに武田は滅び、今後の真田の進むべき道を探る、という回。
私が面白いと思ったのは、武田滅亡後の真田の行く末を考える親子の場面でした。
こういう状況は、本当に決断が難しかったと思います。
真田昌幸は優秀な武将だったから、迷うことなく進むべき道を決めたはずだ、
という考え方はあまり正しくないと思うんですよね。
考えて考えて、考え抜いて、一族のことを考えて、自分のことを考えて
悩みぬいて、進路を決めたんじゃないか、と思います。
なので、昌幸が上杉と北条のくじを作って、息子に選ばせようとしたのに
選んだくじを離そうとしない、
という描き方は、そういう人間の悩みをコミカルに描いた
三谷脚本らしくていいと思いました。
次回にも期待してます。