家康憎し！家康こそ豊臣家を脅かす敵！
正義感に燃える三成が、周囲の支持を得られず、暴走するのをなんとかなだめるという第33回でした。
今回は三成にスポットが当たった回ですが、有能な事務屋さんだけど人にあまり好かれない男・三成をわかりやすく描いてたと思います。

同格あるいはそれ以上の相手である宇喜多秀家や小早川秀秋を自分の家臣のように指示を下すシーンや、自分の交渉失敗を棚にあげて、仲間の失敗をなじるシーンなんかは、三成の人柄を視聴者に感じさせる上手い演出だと思いました。

笑ってしまったのは、三成が細川忠興を味方につけようと赴くシーン。
まず、忠興は普段着なのに三成は鎧姿。
「これから、家康の首を取りに行くから、一緒に行こうぜ！」
「いいね〜、行こう！」
と言う話にはとてもならない雰囲気。

そして、三成好物の干し柿を出してから、協力を頼む（笑）そりゃ無理ですよ。完全に忠興を干し柿で釣ろうとしているように見えますよ。忠興が怒るのもうなずけます。そして、こういう演出にしたのも良かったですね。
最後は上杉景勝が三成を諭して収める形で幕を閉じました。

録画している次回も早く見たい！

＜今後の気になるポイント＞
１．薫の出自詐称はいつまで続くのか？本人からはとても言い出せない状況。
２．きりさんはいつ信繁の側室になるのか？今のところは、正室も迎えたばかりでそんな気配まったくなし。きりさんの位置づけも、キリシタンになりたいと言い出したりと、今後、話にどう関与させていくのか？
３．出浦さんは、有馬温泉で湯治中ということでした。第二次上田合戦の時には復帰かな？
４．思い込みの激しい正室・はる。彼女の特徴が、どのように物語に関与してくるのかが楽しみ♪