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歴史雑感

「世界史をもう一度」の管理人big5が、歴史に関連する日々の雑感を書いています。

真田丸 第39回「歳月」

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真田丸 第39回「歳月」

タイトル「歳月」のとおり、九度山村に来てから14年、若かった信繁も47歳になっています。第1回から考えると32年が経過したことになります。
今回は、生活に困窮した真田一家がなんとか家計をやりくりしようと、ルソン帰りのたかが持ってきたネパールの紐から、真田紐を作り、それを九度山村の人々にライセンス供与する、という話でした。
(こういう内容にすると、真田紐が一時的にバカ売れするだろうなぁ)
と思っていたら、やはり出てきました、こんなニュース。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-00000119-spnannex-ent

やはり大河ドラマの影響は大きいですね。

私も真田紐は名前しか知らなかったので、この機会に調べてみたのですが、そのルーツは謎が多く、はっきりしたことはわからないそうです。

信繁がサナールをヒントに真田紐を発明した、という話は三谷氏の創作でしょう。こういう「作者の創作」を嫌う向きもあるようですが、私はまったく問題ないと思います。理由は

ドラマだから

ドラマである以上、作者が存在します。そして、作者は自分が思い描く世界を作品の中に表現するわけです。そして、それが日本全国の不特定多数が視聴でき、さらには視聴率も意識して作るのであれば、この種の演出は避けては通れない道だと思います。

また、史実をねじまげて伝えるような演出ならそれなりに問題があると思いますが、謎になっている部分に関して、作者なりの解釈で物語を作ることは、作者の自由だと思うんですよね。

あとは、経済効果でしょうか。地方再生がテーマとして語られる現在、「真田紐」のような地域産業が日の目を浴びるいい機会になると思いますし、さらには「真田紐」が日本発ブランドとして世界に羽ばたく基礎になるかもしれません。
 
<今後の気になるポイント>
1.薫の出自詐称はいつまで続くのか?夫・昌幸も亡くなりましたし、語るとすれば最期のシーンでしょうか?
2.きりさんはいつ信繁の側室になるのか?九度山にもやはりついてくるので、次回かその次あたり?
3.有馬温泉で湯治をしていた出浦さん、いつの間にか昌幸と一緒に上田に帰っていたんですね。私が予想していた「第二次上田合戦時に復帰」はハズレでした。今後の出番はあるのかな?
4.思い込みの激しい信繁の正室・はる。彼女の特徴が、どのように物語に関与してくるのかが楽しみ♪
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