忍者ブログ

歴史雑感

「世界史をもう一度」の管理人big5が、歴史に関連する日々の雑感を書いています。

真田丸 第7回「奪回」

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

真田丸 第7回「奪回」

ついに真田昌幸が、滝川一益に密かに反旗を翻して、召し上げられた岩櫃と沼田の城を奪回する、という話でした。

昌幸は間違いなく知恵者ですが、それでも滝川一益が岩櫃・沼田の両城を自発的に返す、というところまでは予測できなかった、という展開が、現実的でよかったと思います。
たまに、真田昌幸は神がかり的な知恵と推測力で、将来発生することをことごとく的中させるかのように描くものがあるのですが、実際にはそこまで何もかも推測できたわけではない、と私も思います。そうではなく、予測が外れても、その後の対策が優秀だったから、「知恵者」だったのではないか、というのが私の見方です。

今回、とても印象的だったセリフがあります。
人質救出任務に失敗して帰還した信繁に、昌幸が教えた
「お前は、兄の信幸と異なり、勘に頼って行動するから間違いが多い。だが、面白い。面白くなければ人は動かん。どちらか一方が正しいのではない。二つで一つじゃ。」
というセリフです。

私は、おそらく信幸に近い人間だと思っているのですが、「面白くなければ人は動かん」という言葉が意味するところが、最近になってようやくわかってきました。堅実、着実だけでは、確かに面白さに欠けるんですよね。

いろいろと考えさせられた回でした。

次回も楽しみです!
PR

コメント

プロフィール

HN:
big5
性別:
非公開

P R