世間はハロウィーンでいっぱいです。あちこちでハロウィーンのかぼちゃが登場し、町にはハロウィーン仮装して歩いている人もいました。日本でも商業イベントとして定着しつつありますね。
現代日本らしい普及の仕方だと思います。
さて、日本と縁の深いヨーロッパの国・ドイツでは、10月31日は祝日でお休みになっています。それはなぜかというと
宗教改革記念日
だからです。
1517年10月31日、ドイツでマルティン・ルターが95箇条の論題を発表し、免罪符(贖宥状)を販売するカトリック教会のやり方を問題視したことをきっかけに、キリスト教の新派閥「プロテスタント」が誕生しました。ドイツでは、様々な要素が加わって、宗教改革に付随して大規模な農民反乱が起きたりしました。ドイツでは、10月31日は歴史的に意義が深い日なんですね。
リンク:
ルターの宗教改革
まぁ、10月31日を記念日にしてお休みにすれば、ハロウィーンを存分に楽しめる、という理由もあったのかもしれませんが(笑) 知り合いのドイツ人を見ていると、そんな気がします。